古民家と中古住宅って何が違うの?

先日、友人から「古民家と中古住宅の違いは?」と聞かれ、頭の中では古民家のイメージはあったものの、言葉では上手く説明できなかったという出来事がありました。
古民家マニアを自称している私としては、まだまだマニアの域に達していない事がわかり、改めて勉強です。

さて、早速「古民家と中古住宅の違い」について調べてみました。
はじめに、古民家については以前投稿した記事「古民家の魅力と文化的価値を見つめなおす」内にも記載したのですが、

古民家とは、明確な定義は無いものの、一般的には昭和の戦前くらいの時期までに建てられた民家。中でも特に大正時代以前に建てられた『伝統構法』による住宅を指すことが多いようです。

一方の中古住宅は、過去に人が居住したことがある住宅のこと。また新築住宅も2年経過すると中古住宅となるようです。

古民家と中古住宅、だいぶん違いました。「時間」と「居住の有無」という事で、同じ軸で語れませんね。
私の予想は、「古民家は昭和初期や大正時代の建物」なら、「中古住宅は比較的最近建てられた建物」と考えていました。
きちんと思い込みではなく勉強してみるものですね。

古民家と中古住宅の違いについて、使える状態にするために費用面にも大きな違いが出て来るように感じます。古民家は前述のとおり歴史ある建物となりますが、寒冷地などでは断熱性の心配があります。更に地震大国の日本では耐震性にも気を配らなければなりません。景観を損なわずに断熱性や耐震性の補強をするとなると、どれほどコストがかかるのでしょうか?

さて、ある程度都市部に住んでいると古民家に出会う確率は非常に低いですね。住宅物件で探すと見つからないですが、今はだいたいカフェなどになっている場合が多いようです。近くの古民家で探すと「古民家カフェ」がたくさん見つかりました。

タイムスリップしたようなカフェでゆっくりと古民家らしい調度品や梁などを楽しむなんて素敵ですね。日本中に古民家カフェブームが巻き起こるのも頷けます。

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